ハンセン病療養所入所者社会復帰支援活動
社会復帰支援事業
同事業では前年に引き続き国が定めた社会復帰支援事業実施要領に基づく支援を行い、平成10年から平成28年3月末までの累計の数字は[別表1]のとおりです。
その他、社会生活支援一時金事業が単年度事業として行われました。この事業は平成8年4月1日以前の社会復帰支援策が不十分な中で療養所を退所して多大な苦労を味わった方々に対し慰労・功労の趣旨及び福祉の増進を図る目的で、一人150万円が一時金として支給されました(本人の生存が要件)。協会に寄せられた支援申請書より支援受給者の退所年を[別表2]のようにまとめました。
園 名 | 申請者人数 |
---|---|
松丘保寮園 | 3 |
東北新生園 | 2 |
栗生楽泉園 | 2 |
多磨全生園 | 24 |
駿河療養所 | 21 |
長島愛生園 | 28 |
邑久光明園 | 19 |
大島青松園 | 13 |
菊池恵楓園 | 57 |
星塚敬愛園 | 38 |
奄美和光園 | 17 |
沖縄愛楽園 | 76 |
宮古南静園 | 39 |
神山復生病院 | 0 |
待労院診療所 | 1 |
合 計 | 340 |
退所年 | 人数 | 退所年 | 人数 | 退所年 | 人数 |
---|---|---|---|---|---|
昭和13年 | 1 | 昭和33年 | 25 | 昭和53年 | 9 |
昭和14年 | 0 | 昭和34年 | 35 | 昭和54年 | 9 |
昭和15年 | 1 | 昭和35年 | 35 | 昭和55年 | 4 |
昭和16年 | 3 | 昭和36年 | 46 | 昭和56年 | 3 |
昭和17年 | 1 | 昭和37年 | 47 | 昭和57年 | 7 |
昭和18年 | 0 | 昭和38年 | 44 | 昭和58年 | 18 |
昭和19年 | 1 | 昭和39年 | 35 | 昭和59年 | 11 |
昭和20年 | 4 | 昭和40年 | 27 | 昭和60年 | 10 |
昭和21年 | 4 | 昭和41年 | 32 | 昭和61年 | 6 |
昭和22年 | 3 | 昭和42年 | 41 | 昭和62年 | 6 |
昭和23年 | 7 | 昭和43年 | 38 | 昭和63年 | 6 |
昭和24年 | 3 | 昭和44年 | 30 | 平成元年 | 0 |
昭和25年 | 8 | 昭和45年 | 36 | 平成2年 | 5 |
昭和26年 | 10 | 昭和46年 | 20 | 平成3年 | 2 |
昭和27年 | 5 | 昭和47年 | 14 | 平成4年 | 8 |
昭和28年 | 5 | 昭和48年 | 16 | 平成5年 | 1 |
昭和29年 | 16 | 昭和49年 | 11 | 平成6年 | 2 |
昭和30年 | 14 | 昭和50年 | 13 | 平成7年 | 3 |
昭和31年 | 12 | 昭和51年 | 8 | 平成8年4.1以降 | 1 |
昭和32年 | 16 | 昭和52年 | 9 | 平成18年4.2以降 | 3 |
合計 | 790 |
※790名が申請し、783名が受給されました。(支給されなかった7名は、対象外の申請者)